肩こりに強いマッサージは逆効果!
肩こりはマッサージで良くなる?
肩こりといえばマッサージと思っている方が多いように感じますが、マッサージで本当に肩こりは良くなるのでしょうか?
当院の患者さまでも、「週に2~3日マッサージに通ったけど、その場限りで良くならないのは私のカラダの体質のせいでしょうか?」と質問される方がいます。
そもそも肩こりって体質はありません!
また、私たち治療家の中では『肩こりにマッサージしても良くならない!』というのが常識なんです。
では、どうして肩こりにマッサージをしても効果が無いのか?
その理由を説明させていただきます。
強いマッサージほど逆効果な理由
肩がガチガチに凝っていると、とにかく強く揉みほぐして欲しいって思いますよね?
でも、そのマッサージを受けた当日や翌日に「全身がだるくなった」「肩こりが更にひどくなった」「強く揉まれた部分が痛い」と思ったことはありませんか?
これは効果が出ているという反応ではなく、悪くなっているんです。
本来は肩こりの治療を受けると、肩が軽くなったり柔らかくなったり体の感覚が変わるものです。
では、強いマッサージでは何が起こっているのかというと、肩の筋肉に対して打撲してしまった状態と同じようなことが起こっているんです。
筋肉の繊維は実はすごく細く繊細にできています。
なので、強いマッサージをしたり長時間マッサージを受けると筋肉の繊維が切れてしまうのです。
結果、打撲と同じような状態になってしまうということなのです。
ほんの軽くマッサージする分に関しては、血行が良くなって筋肉もほぐれるのですが、ガチガチに肩が凝った人には、軽いマッサージが物足りない感じがしてしまいます。
だからどんどん強く揉んだり長時間揉んだりしてしまうのですね。
そうなると、私たちのカラダには防御反応が備わっていますから、強い刺激から身を守ろうと筋肉自体を固くしてしまうのです。
これが強いマッサージを受けるほど肩こりが治るどころか酷くさせてしまっている理由です。
では肩こりにはどんな治療をしたら良いのか?
当院では肩こりの患者さまに対しては、強いマッサージを施術ですることは絶対にしません。
肩こりにしろ腰痛にしろ、まずはカラダ全体の歪みを整えていく整体をしていきます。
その際に重要なのか「骨盤」と「背骨」です。
いわばカラダの土台と大黒柱に当たる部分です。
大元を整えない限り、カラダの固くなった筋肉を力任せにグイグイ揉んだり引っ張ったりしても効果があるどころか、カラダを痛めつけているだけです。
当院の整体では、施術をうけていただくと初回から筋肉が柔らかくなったという体感をしっかり感じていただけます。
毎回私もビックリしますが、実際に受けられた患者さまが一番ビックリされることが多いです。
体の歪みを本来の正しい状態に戻してあげることがとても重要だといつも思います。
整体ではそれが可能ですので、マッサージでは改善しないとお悩みの方はぜひ整体を受けてみてくださいね。