目の疲れ
パソコンでの長時間でのお仕事。
現代においてパソコンを使わずに仕事をするなんて不可能に近いことだと思います。
目の奥がドーーーンと重たかったり疲れているのは分かっているけど・・・って方が多いと思います。
ではこの目の疲れを少しでも楽にするにはどうしたら良いと思いますか?
答えは良い姿勢を習慣にすることです。
なぜ目の疲れが起きてしまうのか?
この原因は頭部と首を結んでいる後頭下筋群(首の後ろの筋肉のこと)の緊張が起きやすくなっているからです。
この部分の筋肉が緊張すると頭部は前に出やすくなり、脳への血管が挟まれやすくなり血液の流れが悪くなります。
脳への血液の流れが悪くなるとどうなると思いますか?
血液は酸素を全身に運ぶ役割をしていますから、脳が酸素不足になってしまいます。
そうなると脳機能が低下してしまいます。
脳には大切な視神経や動眼神経といった目に関わる大切な神経がたくさん出ていますので、脳機能の低下は目の疲れの原因にも影響してしまいます。
それだけでなく脳への酸素不足は、集中力の低下や眠気を引き起こす原因になります。
ではなぜ良い姿勢にすると目の疲れが楽になるのか?
良い姿勢で座っている状態というのは、5キロ近くある頭を骨盤・背中・首で支えている状態です。
それとは反対に猫背になって頭が前に突き出ている悪い姿勢で座っていると、首だけで頭を支えている状態になっています。
頭ってボウリングの玉と同じくらいの重量があり、意外と重たいんです!
良い姿勢にしてあげることで、首の後ろの筋肉の負担が軽くなり脳への血流も良くなっていきます。
そうすることで脳への酸素不足も解消されますので、脳機能が正常に働き、目の神経の疲れも軽減されていきます。
良い姿勢のコツ
基本的には、椅子の背もたれに腰を深くかけてくださいね!
そうすることにより骨盤が立った状態になります。
あと、背筋をピンと伸ばさないこと!
良い姿勢をしてくださいと言うと、一番多い間違いが胸をピンと張って背筋を伸ばそうとする方が多いです。
これは間違った座り方で、背中はもともと後ろに凸になっているのが通常ですので背筋を伸ばす必要はありません。
カンタンに言うと、骨盤を立てたら、その上からは前に力を抜く感じです^^
光寿治療院では、良い姿勢を指導させていただいておりますが、皆さん最初は背骨の歪みがあり、なかなかうまく力が抜けない方が多いです。
これは姿勢をキープする筋肉が使いにくくなっている証拠です。
施術で背骨を調整していきますので、背骨の歪みがなくなってくると良い姿勢が楽に出来るようになってきます。
良い姿勢が習慣になってくると、目の疲れはもちろんのこと、肩こり腰痛にもなりにくい疲れにくい状態になってきます。