更年期障害について
更年期障害
まず初めに、更年期障害という病気はありません。
更年期障害は、更年期に起こる様々な不定愁訴やカラダの不調をひっくるめてそう呼ばれています。
では更年期に起こる不定愁訴とは?
「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、 検査をしても原因となる病気が見つからない状態のことです。
これは患者さまからの主訴は強いが、症状は主観的で多岐にわたり客観的所見に乏しいのが特徴です。
症状が安定しないため治療も難しく、 周囲の理解も得られにくいのでご本人としてはとても辛いです。
例えば下記のような症状を訴える方が多いです。
- 急に吹き出す顔からの汗
- ホットフラッシュ
- 生理の周期が不定になってきている
- 重い頭痛
- イライラ感
- 得体も知れぬ不安感
更年期ってすごく嫌~なイメージを持たれている方が多いですが、女性にとってはとてもカラダや心の変化が大きい時期です。
嫌な感情を持つのではなく、女性として赤ちゃんを産むという役割が終わった自分のカラダに”ご苦労さま”と感謝してあげる気持ちでいてほしいと願っています。
そもそも更年期とは、閉経前後の10年ぐらいをいいます。
閉経とは、最終月経から1年間月経がなかったら、閉経したということになります。
まずは更年期という時期のカラダの変化を知ること
更年期はその役割を終えてカラダに”今までご苦労さま”と労わってあげる時期。
生理がなくなるという大きなホルモン変化は、カラダの筋力に大きな変化をもたらすことを意味しています。
つまりそれは、筋や腱、靭帯といわれる骨格を支えているものの変化を表します。
骨と骨は関節でつながっています。その関節を動かすために、筋肉が使われています。
そしてその筋肉は、腱や靭帯、その他 膜で覆われ、 それらが連動して動いていくので全体的な動かす動力が低下すると、今までと同じように動かすとカラダが壊れやすい(疲れやすい)ことになってくるということです。
なので、更年期はカラダの使い方を変えてあげる必要があります。
労わりながら付き合っていくという時期に入ったということです。
そもそも整体で更年期が楽になるの?
カラダには自分で自分を治す力【自己回復力】があります。
それは体液がスムーズに体中をうまく循環することで力を発揮できます。
カラダは全部がつながっていますので、全体で一つなんですね。
どこかに歪みがあったりコリがあったり、体液の循環を妨げる状態になっていると自己回復力が落ちて様々な不調が起こってきます。
更年期障害といわれる症状も、全くでない人とそうでない人の違いはそこにあります。
なので整体で循環の妨げになっている歪みを調整してあげることで循環がスムーズになり、更年期に出る症状もとても楽になってきます。
カラダが辛いのに、病院で治療は必要ない、異常なしと言われたら整体でカラダを整える出番です!
ぜひ一度ご相談ください。